本日 議長を退任しました。 そして新たなスタートへ

さて、昨年5月に私は東京都下の地方議会では最年少となる「第71代 杉並区議会 議長」に就任しましたが、ちょうど1年となる5月30日の臨時議会において、議長を退任いたしましたことを謹んでご報告申し上げます。

この一年間、皆様方には大変お世話になりました。重ねて心より厚く御礼を申し上げます。


振り返れば、議長としてまず着手したことは、直近の区議会議員選挙を経て誕生した新生議会の初年度ということもあり、すみやかに議会運営を軌道に乗せるということでした。

また先の区議会議員選挙の投票率が、40%を切る史上2番目に低い投票率であったことから、この結果を謙虚に受け止め、議会に対する信頼回復に努めることを常に念頭に置き、議会改革の成果を目に見える形で示す責務も果たして参りました。

議会運営ついては、これまでの運営方法を一から見直し、特に様々な議案を調査・審査する各委員会での議論をより深め、活発なものとするため、委員会に所属していない議員にも質疑の場を設けるなど、新しい運営ルールを作りました。
また本会議のインターネットによる生中継を実施し、議会からの情報発信力を強め、より区民に親しまれ開かれる議会を目指して参りました。

一方、議会改革については、「議会基本条例」の制定を目的として、新たに「議会改革特別委員会」を設置しました。
さらに17年ぶりに「議員報酬の引き下げ」を行い、加えて自らの身を削る覚悟をもって、23区では最低額となる「議長報酬の削減」にも着手するなど、出来る改革にはスピード感を持たせ次々と実現させました。

このように私が議長として断行した議会改革への評価は、先日5月22日、日本経済新聞社による「議会改革度の全国調査」で、東京都内49ある議会のうち杉並区議会は第7位、23区では第2位という結果でありました。

一年間という限られた任期ではありましたが、第三者による民間からの高い評価を頂けたことは、私が議長として取り組んできた議会改革の方向性は決して間違ったものではなかったと確信するに至りました。

今後は、一議員として心機一転、初心に立ち返り、議長職というこの上ない経験を活かしながら、杉並区の発展のために精進して参る所存です。
皆様方には今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げ、議長退任のご挨拶とさせていただきます。

なお私は、減税基金条例を廃止する議案において所属する会派と考えが異なったことから、この度、減税基金条例の廃止に反対した議員と共に新しく「自民と区政クラブ」という会派を結成し、活動を行っていくこととなりました。

私は区議会議員として活動してきた9年間、政治家にとっての命は政策であり、今の政治家にとって最も必要なことは「ブレることのない信念」を持って実直に政策を語り、政治活動を行うことであって、その結果、自らが出した結果でもある議決の賛否には将来にわたって責任を持つべきだと考えています。

同じ選挙区内から選ばれ、同じ議会を構成する区議会議員は、それぞれの立場や支援者が議員に対して求める事柄も多様であり、また議員自身も何を重視して与えられた4年間の任期中、活動を行うかはそれぞれ異ります。
また議会における責任の取り方も各議員によって異なりますが、何卒、私の意志あるところをご理解賜りますよう、お願い申し上げます。

この記事へのコメント

杉並区民K
2012年06月13日 23:35
地方議会の議長の任期は一年なんですか。
法律で定められているのか?慣例なのか?
藤本議員の若さと実直さを信じて投票したの
ですが、1年間だけでは多くのことは出来なかった
のではと残念にも思います。
今後の活躍を見守っています。

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