謹賀新年

あけましておめでとうございます。

年頭に当たりご挨拶を申し上げます。

はじめに昨年、東日本大震災によって被災された皆様に改めてお見舞いを申し上げます。
また一日も早い復興を祈念いたします。

昨年を振り返ると東日本大震災をはじめ台風12号による被害など災害の多い一年でありました。
これらの災害によって私達は多くの尊い人命や物を失いましたが、一方で日本人が戦後、生活の豊かさの中で失いかけていた様々な気付きを、深い悲しみの中から得ました。
その一つが昨年を代表する一字に選ばれた家族や地域の絆であり、他者に対する思いやりのこころではなかったのでしょうか。

私達はこのような大規模災害に直面した時、自分にできることは何かを考え、ある人は募金をし、ある人は支援物資を提供し、またある人は現地に赴いてボランティア活動に参加するなど、それぞれ支援の形は違えども、多くの人が行動に移しました。

年が明けて震災から10カ月が経とうとしていますが、その時の気持ちや思いが過去のものとして風化していないか?私達一人ひとりが自身の胸に問いかけて、今でも苦しい生活を余儀なくされている方々へ思いをはせ、助け合いの精神が一過性のものではなく、今年も息の長い支援として取り組まれるよう望むものであります。

私も区議会において、この度の教訓を無駄にすることがないようしっかりと、杉並区の防災対策、安心安全な街づくりへと繋げて参ります。

さて昨年は4月に区議会議員選挙が行われ、新たに48人の議員が選出されましたが、この時の投票率は39.82%と昭和22年から17回の区議会議員選挙の投票率のデータがありますが、過去の投票率でも下から2番目、23区全体でみると22区で選挙を実施した中で、19番目の低投票率でありました。

このことは、すなわち区議会への関心の低さを物語っており、最も区民にとって身近であるはずの議会が最も遠い存在になっているのではないかということを肝に銘じて取り組まなければならないと強い危機感を持っております。

このような現状を踏まえ、私は昨年新生議会のスタートに当たり、出来る改革にはスピード感を持ってあたらなければならないと申し上げ、議会改革特別委員会を新たに設置し、これまでの議会運営を見直し、活発な議論が行えるように新たなルールにも取り組んで参りました。

また、国政をはじめとし、政治に対する不信が極まっている中、改革を標榜する議会自らが聖域を設けることなく、まず率先して身を削る覚悟と努力が今こそ求められているときと感じ、17年ぶりとなる議員報酬の見直しや議長報酬の削減にも着手して参りました。

本年は今申し上げた議会改革特別委員会での議論を踏まえて議会のあるべき姿を条例として定める議会基本条例の制定に道筋をつけることや、より区民に開かれた議会を目指してインターネットによる議会の生中継に取り組むなど、不断の議会改革を行い、2元代表制の一翼を担う議会として行政側から提案される議案を慎重に審議する責務を果たしながらも、受け身ではなく議会自らが主体的に区政を前進させていく「攻める議会」を標榜して区民により信頼される議会を目指して参ります。

これから2月3月にかけては今年最初となる議会、第1回区議会定例会が開かれます。
この中で10年後の杉並区の将来像を示す基本構想などの審議や平成24年度の予算審議など重要議案が控えております。
引き続き区議会に対するご理解を賜りますようお願い申し上げます。

新年早々、縷々申し上げましたが、先行き不透明な状況にあって何よりも大事なのは笑顔元気であります。
この一年、それぞれ いいこともあればそうでないときもあるわけで、そうゆうときこそ作り笑顔でもいい。
元気がない時こそカラ元気でもいい。
こういう心持で笑顔元気を絶やさないような一年をお過ごしいただくよう祈念して新年のご挨拶とさせていただきます。

ありがとうございました。


追伸 ウチのタルトは今年で3歳になります。
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